東京都台東区 (JR高架下) | 2K540 TOKYO Akihabara-okachimachi
仕事の関係でJR東日本都市開発のプロジェクト、「2K540」の見学に行ってきました。
倉庫などの低/未利用地であった秋葉原と御徒町の高架下を有効活用しアートのある、芸術家のいるものづくりのまちとして新たな人の流れを作るという、とてもコンサルティングライクな計画ではあるものの全体的にデザインコンセプトが統一されており清廉な印象を受けました。
高い目標を持って作った空間は、決してそうには見えないけれども共感できる何かを持っている。感じ取れる何かを持つことが出来ると過去に思っていました。たとえば、この空間であればイタリア、特にローマの寺院で見られる小規模であるけれども列柱の深み。
雨に濡れないということで自由な光の演出が可能になっていますが、それはサインを照らすものに配慮が成されている通常のアーケードやアトリウムのそれとは異なり、柱や高架下を照らすことに重みを置いている。
長いカプセルの中で、自由に演出できる空間を得た。
という感じでしょうか。
それがすべて電気で成されているのは、異論あるかもしれませんが旧来以前の公共空間から、日本でもようやく良い例が出てきたと思っています。空間はカラーやディメンションばかりでなく光や風や音で構築されてきたことを出来れば多くの人に感じて貰いたいものです。